【時透無一郎の日輪刀制作】其ノ参「刀身篇」〜切削、研磨、悪鬼滅殺〜

 こんにちは。かずしです。

前回はレジンを流して型から外しました。

今日は、日輪刀の切削、研磨、そして悪鬼滅殺の彫りをしていきます。

まずは、前回型から取り出した刀身の荒削りをします。

糸鋸で大きく形を削っていきヤスリで刀身を滑らかな曲線に整え、そして刃をやすっていきます。

ヤスリで形を整えたら、次は紙やすりです。



僕はいつも、100→240→400→600→1000→1500→2000→2500→3000→5000→7000の順番で、ヤスリの番手を変えていきます。細かく番手を刻んでいくことによって、小傷が取りやすくなります。

7000番まで出来たら、プラスチック用のコンパウンドなどで磨きましょう。

光に当てると、磨けているところと少しくすんでしまっていて磨けていないところが分かるので、よく見ながら全体をピカピカに磨いていきます。


頭身が磨けたら、次は悪鬼滅殺を彫っていきます。マスキングテープを貼り、その上に型紙を貼り付けます。


カッターで切り絵のように文字を切り抜き、型紙を剥がしたら、彫刻刀で文字を彫っていきます。この時、勢い余って文字の外を傷つけないように注意しましょう。

掘り終わったら、マスキングテープはそのままに、エアスプレーで色を付けていきます。


塗装が乾いたらマスキングをゆっくり剥がしていきます。


勢いよく剥がしてしまうと、塗装まで一緒に剥がれてしまう恐れがあるので、丁寧に剥がします。

全て剥がせたら、刀身は完成です!

次回は鍔を作っていきます。お楽しみに!

最後まで読んでくださってありがとうございました。




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