【時透無一郎の日輪刀制作】其ノ肆「鍔篇」前編

 こんにちは。かずしです。

前回までで刀身が完成したので、今回は鍔を作っていきます。無一郎の日輪刀は、特徴的な鍔も魅力の一つですよね。それでは鍔篇の前編、どうぞ。


まず、無一郎の鍔を大きく分けて二つのパーツに分けました。内側の黒いパーツと、外側の幾何学的な形のものです。今回はその内、内側の方を作ります。


まず、あらかじめ製図をしておいて薄さや大きさを決めておきます。それに合わせて水粘土(水で柔らかくなる粘土)で形を作ります。

(薄さに関しては、後で二つ作ってくっつけるので半分の薄さにします。)型紙を載せ、定規やヘラなどで丁寧に形を削り出したら、型紙を慎重に剥がします。
表面にスパチュラ(細かい粘土用のヘラ)で模様をつけていったら、シリコンで型を取ります。
シリコンが固まったら剥がします。

シリコンにレジンを流します。この時、型を二つ作っておけると効率が良くなります。

硬化したら剥がします。この後、二つを張り合わせるため、完全に硬化したら模様がついていない側を紙やすりで平面に整えておきます。
そしたら、片方にレジンを接着剤がわりに塗り、貼り合わせます。

固まったら、内側はひとまず完成です。

次回は外側の幾何学的な鍔を作っていきます。後編もお楽しみに。


最後まで読んでくださってありがとうございました。




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